今、自分の部屋がぐっちゃぐちゃに散らかっているとします。そんな状態では勉強も出来ないよね。
でも、こんな風に片付けると、ちょっと本でも読んでみるかって気になると思います。
文法というのは、これと同じ様に、頭の中を整理し、英語をいつでも使える状態にしておく為の片付け方法のことだと思って頂いて結構です。
さて、英語を整理する為に、これから使っていく文法用語を人間( マリオ?)の身体を使って説明すると、
• 一番外側にある肉や筋肉が修飾語
• 身体の中で身体を支える骨が5文型
• 更に骨の中で骨を作っているカルシウムが品詞
の様なものです。
* 紫色の文字をクリックすると、その言葉を説明しているページにいきます。
なので、品詞からしっかり理解することがとても大切です。
例えば名詞といっても、名詞、名詞句*、名詞節**があります。
* , ** : 句や節の説明は、こちらを参照ください。
名詞を [ ] のカッコで囲むとすると、
I like [ tennis ] .
私はテニスが好きです。
I like [ to play tennis ] .
私はテニスをするのが好きです。
I think [ that he is young ] .
私は彼は若いと思います。
上の文は全て [ ] のカッコで囲んだところが名詞で、前の動詞の目的語になっており、SVOの第3文型です。
これが分かれば、骨について、しっかり理解した事になります。
「5文型が骨」というのは誤った認識。Onionsの5文型は日本・韓国・中国でしか通用しない、いわばガラパゴス英文法とでもいうべきもので、これを金科玉条の如く崇めるのは戒めなければいけない。現在、世界の主流はQuirk の提唱する7文型だが、それにしたところで英語圏では英語学の専門家しか知らない。つまり骨とはどうにも言い難い。
返信削除敢えて言うなら、骨に相当するのはSVOCA(Advervial)の5つだろう。
コメントありがとうございます。
返信削除確かにご指摘の通りなんですが、日本で発売されているほとんどの辞書や参考書が5文型の理解を前提として書かれています。また、高校や大学の入試も同様です。言語学者になろうという高い志のある人以外は、5文型で良いのではないでしょか?
本文でも指摘している通り、5文型というのは、文型ではなく、動詞の性質による分類です。
日本の英和辞典は非常に優れたものが多く、7文型にこだわって、これらの辞書を遠ざける事があるとしたら、それこそ勿体無いです。
また、100年前の英語が古いとか、ガラパゴスとか言う事はないです。実は私は100年以上前に書かれた英語の名著を愛読しているのですが、英文も内容も素晴らしいです。
何れにしても、貴重な質問をして頂いたお蔭で、様々な、角度から、英語について、考える事ができました。感謝いたします。