関係代名詞節*は、全体で、形容詞節となり、先行詞と呼ばれる名詞を後ろから修飾します。
*節 ~ せつ とは、2つ以上の単語のかたまりで、主語の要素と動詞の要素を含んでいるものをいいます、一方、句 ~ く も2つ以上の単語のかたまりである点は節と同じですが、主語の要素と動詞の要素を含んではいません。
人が先行詞となる関係代名詞は、主格の場合 who、目的格の場合 whom、所有格の場合 whose となります。これらは、関係代名詞節の中でそれぞれ、主語、目的語、所有格の役割を果たします。
ここでは、主格の関係代名詞 who について見てみましょう。
I know the man.
He wrote this book.
この 2 つの文で、He wrote this book.
the man = He
という関係が成り立っているとします。
また、He は 2 文目で、主語になっていることに注目して下さい。
そこで、2 つ目の文の先頭の He を人の場合に使う主格の関係代名詞の who に置き換え 1 文目の man の後につなげると、2 つあった文を 1 つにまとめることができます。
I know the man who wrote this book.
私はこの本を書いた人を知っています。
関係代名詞節は、この様に、全体で、形容詞節となり、先行詞と呼ばれる名詞を後ろから修飾します。
I know [the man] (who wrote this book).
(who wrote this book) →[ the man ] : 関係代名詞節が名詞を修飾
なお、カッコの使い方の説明は、こちらをクリックしてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿