もう一度、5文型を見てみましょう。
1. S V1
2. S V2 C
3. S V3 O
4. S V4 O O
5. S V5 O C
繰り返しになりますが、ほとんど全ての英文は、この骨組みを持っています。
英語の文は、大文字で始まり、ピリオドで終わります。
そして、真ん中辺りに動詞があります。英語の文を「やじろべえ」に例えると、ちょうどその重心と言える様な場所に、動詞があります。
これから少し、動詞にこだわってみようと思います。
まずは、3単現のsについて、
主語が3人称*で、単数**で、動詞が現在の時、その文の動詞に s が付きます。これを3単現の s と言います。
* : 私が1人称、あなたが2人称、それ以外が3人称です。
** : 名詞には、単数と複数があります。1つ(または1人)が単数、2つ(または2人)以上が複数です。
具体例を使って説明します。
He speaks English.
彼は英語を話す。
ここで、主語の彼は、3人称で、単数です。
彼は、私(1人称)でも、あなた(2人称)でもないので、3人称です。
そして、彼は1人なので、単数です。
最後に、この文は、現在の事を言っているので、3、単、現 を全て満たし、動詞の speak に s がついたのです。
3 単現の s はこのくらいにして、今後必ず役に立つ知識をもう一つ書きます。
目的語をとる第3文型の動詞 V3 にing を付けると、「 ( 人々を ) V3 する様な 」という意味の形容詞になります。例えば、
amazing : ( 人々を ) 驚かせる様な
moving : ( 人々を ) 感動させる様な
surprising : ( 人々を ) ビックリさせる様な
interesting : ( 人々に ) 興味を起こさせる様な
challenging : ( 人々を ) 挑発する様な、能力を試す様な
encouraging : ( 人々を ) 勇気づける様な、元気づける様な
例は幾らでも出て来ます。動詞と形容詞を一気に覚えられる大チャンスです。
さて、次のページでは、動詞に注目しながら、5 文型の意味を詳しく見ていきます。
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