2015年4月25日土曜日

英文法が嫌いな人へ


英文法が大嫌いな人がたまにいます。その理由は、きっと英文法を習った英語の先生が、英文法をよく知らない人で、頭ごなしに「覚えろ!」と強要したからでは無いでしょうか?そして嫌々暗記したものの、目に見える様な成果も感じられなかった。

本当に嫌いなのは、英文法なのか、それとも、理由もハッキリしない何かを無理矢理暗記させられて、成果を感じられなかったイヤ〜な思い出なのか、まずはそこを明確にする必要があります。

さて、ここからが本題です。英語のニュースなどを聴くと「スピードが速いな」と思う事がありませんか?その一つの理由が、次の言葉を予測できないからです。例えば、中に何が入っているか分からない箱が次々に開くと、その意味を考えている暇など無いと思います(箱の中身がよく分からないモノなら、さらに混乱し、思考停止する事でしょう!!!)。

では、どうすればいい?

聞こえる英語の速度がより遅く感じる様になる為には、個々の単語の発音を正確にマスターする事の他に、次に何が来るかを予測する力をつける事です。そこで、文法が効いてきます

例えば、5文型というのは、動詞の種類による分類です。ある動詞を聞いた時、次に何がくるかを予測する為に、動詞を分類すると考えて下さい。

例えば、I'll give you ... ときたら、次に何か名詞が来るのでは? と思い、そのスペースを空けて「待つ」事が出来れば、英語はより遅く感じられる様になります。

英語の動詞を辞書で調べたりして、学習する時も、この「型」を意識して行うと、整理ができ、効率も上がり、おまけに、将来の役に立つ形で覚える事になります。

そろそろ、まとめに入ります。

一つの英文に必ず一つの動詞があります。話し手から発せられた英文が動詞まで来た時「次に何が来るか?」を予測出来る様になれば、英文はもっと余裕を持って、しっかり聞き取れる様になります。