2014年3月30日日曜日

音と語源で覚える英単語 ~ mater とpater

マターとパター。
どっちがでどっちが

赤ちゃんが早い段階で発する言葉に含まれるのがパパやママ。

mater/matri/metro の付く「母」の言葉を集めてみました。
* カタカナをクリックすると、音が聞けます。

maternity dress 妊婦服
ターニティ ドレス
maternity leave 出産休暇
ターニティ リーヴ
maternity 母性
ターニティ
matrix 母体、行列
メイトリックス
metropolis 中心都市
メトポリス

pater/patroの付く「父」の言葉を集めてみました。

paternal 父の
ターナル
paternity 父性
ターニティ
patron 援護者
ペイトロン

パトロンの意味は「父」からきてるんですね。

私もパトロンから応援コメント( ↓ この下のコメントを投稿をクリック)を頂ければなぁー。

2014年3月29日土曜日

音と語源で覚える英単語 ~ avi と mer/mar

エイヴィとマー。
どっちがでどっちが

広大な海、これがマー。大空を羽ばたくのがエイヴィ。

avi は鳥から始まって、飛行とか航空とか言う意味を持つ様になりました。

avi の付く「鳥、飛行」の言葉を集めてみました。
* カタカナをクリックすると、音が聞けます。

avian flu 鳥インフルエンザ
エイヴィアン フルー
aviation 航空学
エイヴィエイション

mer/mar の付く「海」の言葉を集めてみました。

marine 海の
リー
submarine 潜水艦
ブマリーン
maritime 海の、海事の
リタイム

なるほど、これ、もう少し続けます。

マターとパター。どっちがでどっちが

答えはこちらをクリックして下さい。

音と語源で覚える英単語 ~ pict とaud

ピクトとオード。

どっちがでどっちが

ピクトの方が細かそう、オードの方が、ゆったりしているイメージです。

イメージ通り、pict が絵を描く方で、aud が音を聞く方。

pict の付く「描く」言葉を集めてみました。
* カタカナをクリックすると、音が聞けます。

picture 絵、絵画
クチャ
pictograph 絵文字、図表
クトグラフ

そして、私が長年、憶えられなかった宿敵ともいえる単語

depict 描く、描写する
ディクト

de には「離れて」の意味があります。
ちょっと離れると全体像が捉え易くなりますよね。
これでもう忘れません^_^。

一方、aud の付く「聞く」言葉を集めてみました。

audience 聴衆、視聴者
オーディアンス
audible 聞こえる
オーディブル
auditorium 聴衆席、音楽堂
オーディトーリアム

また、公認会計士の仕事も本来は聞く事から始まったんですね。

audit 会計監査
オーディット

他にも面白いのがあったので、もう少しやってみます。

エイヴィとマー。どっちが鳥でどっちが海?

答えはこちらをクリックして下さい。

音と語源で覚える英単語 ~ grat と pass


グラットとパス/ペイス。
どっちの楽しそうか?

グラットと言った時、口が開いて、口角が上がって、なんとなく、楽しそう。

一方のパスは、破裂音で、破裂させるまで、息を止めるので苦しそう。

そう言えば、イタリア語のありがとうは、グラッチェで、スペイン語は、グラシアス。

grat の付く楽しそうな言葉を集めてみました。
* カタカナをクリックすると、音が聞けます。

gratification 満足、喜び
グラティフィケイション
gratify 喜ばせる
ティファイ
congratulate 祝福する
コングチュレイト

そして、感謝という特別な言葉も、

gratitude
ティチュード

一方、pass、pati の付く苦しそうな言葉、

passion 激怒、激しい感情
ション
passive 不活発な、受け身な
スィヴ
patience 我慢
ペイシャンス
patient 患者
ペイシャント

イメージで記憶の磁石に引き寄せる事が出来る単語、結構あると思う^_^。

楽しいので、もう少し続けてみます。

ピクトとオード。どっちがでどっちが

答えはこちらをクリックして下さい。

2014年3月26日水曜日

英文を身体に例えると


今、自分の部屋がぐっちゃぐちゃに散らかっているとします。そんな状態では勉強も出来ないよね。

でも、こんな風に片付けると、ちょっと本でも読んでみるかって気になると思います。


文法というのは、これと同じ様に、頭の中を整理し、英語をいつでも使える状態にしておく為の片付け方法のことだと思って頂いて結構です。

さて、英語を整理する為に、これから使っていく文法用語を人間( マリオ?)の身体を使って説明すると、

• 一番外側にある肉や筋肉修飾

• 身体の中で身体を支える5文型

• 更にの中で骨を作っているカルシウム品詞

の様なものです。

紫色の文字をクリックすると、その言葉を説明しているページにいきます。


カルシウムが分かれば、が分かり、が分かれば、や筋肉が見えてきます。

なので、品詞からしっかり理解することがとても大切です。

例えば名詞といっても、名詞、名詞句*、名詞節**があります。

* , ** : 句や節の説明は、こちらを参照ください。

名詞を [ ] のカッコで囲むとすると、

I like [ tennis ] .
私はテニスが好きです。

I like [ to play tennis ] .
私はテニスをするのが好きです。

I think [ that he is young ] .
私は彼は若いと思います。

上の文は全て [ ] のカッコで囲んだところが名詞で、前の動詞の目的語になっており、SVOの第3文型です。

これが分かれば、について、しっかり理解した事になります。

2014年3月16日日曜日

仮定法


仮定法で覚えるのは仮定法過去仮定法過去完了です。

なぜこのような用語を使うのかはこのページの最後で説明するとして、まずは例文から見ていきます。

仮定法過去の例文

If this car were mine, I would give it to you.
( もしこの車が私の物だったら、あなたに差し上げるのですが。 )

ここで、If 節の中( If ... mine )を見てください。were というのは、be 動詞が仮定法過去の時の形です。
この文は、現在の事実と反する事を仮定し「もし~だったら、~だろう」と訳します。
実際には「この車は、私の物ではないので、あなたにあげる事はできない」という言外の意味が含まれています。
この様に仮定法過去の「もし~だったら、~だろうに」の後半「~だろうに」の部分(=帰結節wouldを使います

仮定法過去完了

If he had taken that plane, he would have been killed.
( もし彼がその飛行機に乗っていたら、彼は死んでいただろう。

ここで、If 節の中( If ... plane )が過去完了( had + 動詞の過去分詞形 )になっている事に注目してください。
この文は、過去の事実と反する事を仮定し「もし~していたら、~になっていた」と訳します。
実際には「彼はその飛行機に乗っていなかったので、彼は死ななかった」という言外の意味が含まれています。
この様に仮定法過去完了の「もし~していたら、~になっていた」の後半「~になっていた」の部分(=帰結節)にwould have 過去分詞を使います

さて、最後に用語の使われ方です。なぜ、仮定法過去とか仮定法過去完了という用語を使うのか、という疑問です。現在の事実に反する仮定の話しをするのに「仮定法過去」を使い、過去の事実に反する仮定の話しをするのに「仮定法過去完了」を使う、とういのは違和感があるのではないでしょうか。

そこで、if 節の中だけに注目してください。

If 節の中が、過去になっている場合は、
仮定法過去で、「現在の事実に反する事」を述べており、

If 節の中が、過去完了になっている場合は、
仮定法過去完了で、「過去の事実に反する事」を述べている、

とすぐに反応できる様にしておきましょう。

さらに、If節は、省略されたり、別の言い方で代用される事もよくあるので、

would を見たら「現在の事実に反する事」を述べている仮定法過去帰結節かも?

とか、

would have 過去分詞を見たら「過去の事実に反する事」を述べている仮定法過去完了の帰結節かも、と常に考える習慣をつけると良いと思います。

2014年3月11日火曜日

現在分詞と過去分詞


現在分詞は「〜している」と訳し、過去分詞は「〜される」と訳します。

現在分詞と過去分詞は、それぞれ、現在進行形受動態で使われます。

He is studying English.
彼は英語を勉強しているところです( 現在進行形 )。

He is loved by his wife.
彼は彼の妻によって愛されています( 受動態 )。

現在分詞と過去分詞は、この他にも、形容詞句となって、名詞修飾します。

例えば現在分詞では、以下の様になります。

The girl studying English over there is my daughter.
あそこで英語を勉強している少女は、私の娘です。

名詞は[ ]のカッコで、形容詞は( )のカッコで、副詞は〈 〉のカッコで、囲むと、

[ The girl ] ( studying English < over there> ) is [ my daughter ].
( ) のカッコで囲んだ部分が、形容詞句となり前の名詞 girl を修飾しています。

次に、過去分詞です。

A man loved by his wife is happy.
妻によって愛されている男は幸せです。

[ A man ] ( loved by his wife ) is ( happy ).

こちらも、( ) のカッコで囲んだ部分が、形容詞句となり前の名詞 manを修飾しています。

このように現在分詞や過去分詞は、ちょっと粘着質なところがあるので、名詞にベタッとくっつくイメージを持ってくださいね(^_^)。

たしかに、動詞を他の言葉を修飾できる形容詞のように使えると便利ですよね。

現在分詞は「行為者の側からの能動的な行為」で、過去分詞は「行為の対象の側からの受動的な行為」です。

ちょうど車の運転で、ギアをドライブからバックに切り替える様に「現在分詞」から「過去分詞」への「態の切り替え」を楽しんでみては如何でしょうか。


2014年3月10日月曜日

to 不定詞


英語では「 to + 動詞の原形 〜」で「 to 不定詞 」と呼ばれるカタマリをつくります。

さて、以下のルールを思い出して下さい。

名詞は[ ]のカッコで、形容詞は( )のカッコで、副詞は〈 〉のカッコで、囲んでいく事にします

このルールを下の文章に当てはめると、


I want to play soccer.


[ I ] want [ to play soccer ].

S V3 O

となります。

この文章で「 to + 動詞の原形 〜」の部分が全体で名詞となり、V3 の動詞  want の目的語になっているのです。この部分は「サッカーをすること」と訳します。これを to 不定詞の名詞的用法と呼びます。文章全体では「私はサッカーをすることを欲する」→「私はサッカーをしたい」となります。「 to + 動詞の原形 〜」の部分が全体で名詞( = 〜すること)となるので、to 不定詞の名詞的用法と呼ばれます。

この他に、to 不定詞には形容詞的用法副詞的用法があります。

以下では、これらの用法をみていきます。

to 不定詞の形容詞的用法

次の文章を読んでください。

Do you have a book to read on the train?

Do [ you ] have [ a book ] ( to read on the train ) ?

あなたは、電車の中で読む本を持っていますか?

ここでは「 to + 動詞の原形 〜」の部分が全体で形容詞となり、前の名詞 book を修飾しています。したがって、to 不定詞の形容詞的用法と呼ばれます。

また、read は目的語をとる V3 の動詞です。上の文章では read の直後に O が無いに注目して下さい。この抜け落ちている様に見える read の目的語は、意味的には、前の [ a book ] となっています。

最後に、 to 不定詞の副詞的用法です。

I went to the the shop to buy some eggs.

[ I ] went < to the shop > < to buy some eggs>.

私は、いくつかの卵を買う為にそのお店に行った。

今度は「 to + 動詞の原形 〜」の部分が全体で副詞となり、前の動詞 went を修飾しています。したがって、to 不定詞の副詞的用法と呼ばれます。


2014年3月8日土曜日

関係代名詞


関係代名詞*は、全体で、形容詞節となり、先行詞と呼ばれる名詞を後ろから修飾します。

*節 ~ せつ とは、2つ以上の単語のかたまりで、主語の要素と動詞の要素を含んでいるものをいいます、一方、句 ~ く 2つ以上の単語のかたまりである点はと同じですが、主語の要素と動詞の要素を含んではいません

人が先行詞となる関係代名詞は、主格の場合 who、目的格の場合 whom、所有格の場合  whose  となります。これらは、関係代名詞節の中でそれぞれ、主語、目的語、所有格の役割を果たします。
ここでは、主格の関係代名詞 who について見てみましょう。


I know the man.
He wrote this book.

この 2 つの文で、
the man = He

という関係が成り立っているとします。

また、He は 2 文目で、主語になっていることに注目して下さい

そこで、2 つ目の文の先頭の He を人の場合に使う主格の関係代名詞の who に置き換え 1 文目の man の後につなげると、2 つあった文を 1 つにまとめることができます。

I know the man who wrote this book.
私はこの本を書いた人を知っています。

関係代名詞節は、この様に、全体で、形容詞節となり、先行詞と呼ばれる名詞を後ろから修飾します。

I know [the man] (who wrote this book).

(who wrote this book)[ the man ]   : 関係代名詞節が名詞を修飾

なお、カッコの使い方の説明は、こちらをクリックしてください。


2014年3月4日火曜日

伝説のスピーチ ~ 最後に


スティーブ ジョブズ氏の「伝説のスピーチ」は色々なところで見る事ができます。
例えば、以下のリンクは日本語と英語の同時字幕がついています。

今回解説した部分は、全体で15分弱のスピーチの内、最初から12分32秒 ( 最後から2分19秒 ) のところから始まります。総復習の意味も込めて見てみてください。

http://m.youtube.com/watch?v=VyzqHFdzBKg

最後まで読んで頂き、心より感謝申し上げます。

どうもありがとうございました。



Good luck!
ご健闘をお祈りいたします!

さて、当初はここで私のブログを終了する予定でしたが、お陰様で3000回以上のアクセスをいただき、少しは皆様のお役に立っているかも、という感触が得られた為、引き続き、新たな投稿をしていきたいと思います。質問や応援のコメント、ブログのフォロー等していただけれは、非常に有り難いです(^_^)。