2014年3月10日月曜日

to 不定詞


英語では「 to + 動詞の原形 〜」で「 to 不定詞 」と呼ばれるカタマリをつくります。

さて、以下のルールを思い出して下さい。

名詞は[ ]のカッコで、形容詞は( )のカッコで、副詞は〈 〉のカッコで、囲んでいく事にします

このルールを下の文章に当てはめると、


I want to play soccer.


[ I ] want [ to play soccer ].

S V3 O

となります。

この文章で「 to + 動詞の原形 〜」の部分が全体で名詞となり、V3 の動詞  want の目的語になっているのです。この部分は「サッカーをすること」と訳します。これを to 不定詞の名詞的用法と呼びます。文章全体では「私はサッカーをすることを欲する」→「私はサッカーをしたい」となります。「 to + 動詞の原形 〜」の部分が全体で名詞( = 〜すること)となるので、to 不定詞の名詞的用法と呼ばれます。

この他に、to 不定詞には形容詞的用法副詞的用法があります。

以下では、これらの用法をみていきます。

to 不定詞の形容詞的用法

次の文章を読んでください。

Do you have a book to read on the train?

Do [ you ] have [ a book ] ( to read on the train ) ?

あなたは、電車の中で読む本を持っていますか?

ここでは「 to + 動詞の原形 〜」の部分が全体で形容詞となり、前の名詞 book を修飾しています。したがって、to 不定詞の形容詞的用法と呼ばれます。

また、read は目的語をとる V3 の動詞です。上の文章では read の直後に O が無いに注目して下さい。この抜け落ちている様に見える read の目的語は、意味的には、前の [ a book ] となっています。

最後に、 to 不定詞の副詞的用法です。

I went to the the shop to buy some eggs.

[ I ] went < to the shop > < to buy some eggs>.

私は、いくつかの卵を買う為にそのお店に行った。

今度は「 to + 動詞の原形 〜」の部分が全体で副詞となり、前の動詞 went を修飾しています。したがって、to 不定詞の副詞的用法と呼ばれます。


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